ベルサンテグループ

派遣の先生の声

派遣の先生インタビュー

あや先生

派遣保育士歴:11年
大阪府門真市 保育園勤務

#リスタート
#派遣という選択
#五つ子のアイデンティティ

これまでと今の働き方を教えてください

現在は、大阪府門真市にある保育園で、4・5歳児クラスのフリー担当として働いています。勤務時間は月曜日から金曜日の8時45分から14時まで。

ベルサンテでお世話になって、気づけばもう11年。「私、ひとつの場所で10年も続けられるんや!」って、自分が一番驚いています(笑)。

というのも、今でこそこうして笑って話せますけど、以前の私は、なかなか上手くいかなくて「この先どうしよう……」って、ずっと悩みの連続だったんです。

憧れた世界と、ぶつかった壁

保育士を目指したのは中学2年生の時の職業ボランティアがきっかけです。2歳児クラスに入らせてもらったんですけど、子どもたちが「おねえちゃんちぇんちぇ~!」って、ホント磁石みたいに寄ってきてくれたんですよ。(笑)

最終日には私の周りにみんながべったり。あのとき感じた “めっちゃ楽しい場所やん!” という高揚感が、私の原点ですね。そこからは、保育の勉強ができる高校、そして大学へと進んで、念願の保育士になりました。

だけど、いざ現場に立つと、現実はイメージしていたものとは違いました。人間関係の悩みや、園の特色に馴染めない焦り。正職員として入ったからには簡単に辞めてはいけない、でもこのままでは自分が潰れてしまう……。

派遣で働くまでに4つの園を経験しましたが、当時は「自分に合う場所」を見つけるのが本当に苦手で。葛藤の末、一度は保育の世界を離れて、美容関係の仕事に転職したこともありました。

「寄り道」が教えてくれたこと

美容のお仕事中、お客様である保育士さんとのお話が、また保育を考えるきっかけになりました。今日あった子どものくすっと笑えるようなエピソードから、現場ならではの悩みまで。そんな話を聞くうちに、ふと思ったんです。

「私も資格を持っていて、あの子たちのところに行ける立場やのに。なんで私はそこにいないんやろう?」

そんな気持ちが湧いてきて。一度離れたからこそ、やっぱり保育に戻りたいなと素直に思えたんだと思います。そんな時にお世話になっていた先生からベルサンテさんを紹介してもらい、 “派遣の働き方って私にめっちゃ合っているかも!” と思ってベルサンテで働かせてもらうことになりました。

自分の「盾」があるという安心感

初めて担当してくださったkawakamiさんが、私の目をまっすぐ見て話してくださるのが印象的で、あと条件だけじゃなく「どんな保育をしたいか」という内面まで丁寧に聞き取ってくれたのを覚えています。

当時の私は、過去の経験から自分の意見を言うことで人間関係が崩れてしまったり、失敗したり、上手くいかないことがすごく怖かったんです。

そんな私にとって、間に立って調整して、時には自分の想いを代弁してくれる担当者さんは、まるで “盾” のような心強さでしたね。“何かあっても、まずは相談できる”。その安心感があったからこそ、気負わずに「もう一回、保育をやってみようかな」と思えたんだと思います。今担当してくださっているmatsumuraさんも変わらず信頼しています!

「住みよい」場所で、根を張るということ

今の園に出会ってからは、一言で言うと “住みよく” 働かせてもらっています。同僚ともよく「ここに根を張りたいね~」なんて笑い合っているんですよ。

そう思える一番の理由は、園全体の空気感です。園長先生がまるで「仏様」のような温かい方で、 “みんなで支え合おう” という姿勢がすごく浸透しているんです。

誰かが掃除をしていれば、必ず別の先生が「ありがとうございます!助かります」と声をかける。当たり前を当たり前と思わず、言葉にして感謝を伝え合う。そんな環境で、私自身も “言葉の大切さ” を日々学ばせてもらっています。

五つ子の絆と、サポートの原点

実は私、世界でも珍しい「五つ子」なんです。全員女の子の五つ子って、たぶん世界に私たちだけみたいです(笑)。今も5人のグループLINEは常に通知が止まらない「女子会状態」です。

いつも家の中が賑やかな環境で育ったことが、今の私の保育に大きく影響しているのかも。五つ子だからこそ、マナーやルールには厳しく「人に迷惑はかけたらアカンで」と母やおばあちゃんに育てられましたし、 “自分がどう動けば周りが助かるか” を常に考えるのが当たり前でした。

今の仕事でも、正職員の先生がいかに動きやすくなるか常にアンテナを張っています。先回りして準備をしたり、クラスがスムーズに回るよう隙間を埋めたり。その “サポートの大切さ” の源は、もしかしたら大家族の中で育まれたものかもしれませんね。

「やっぱり、保育っていい」と思う瞬間は?

やっぱり、毎日子どもたちが寄ってきてくれて、「あや先生が好き!」と言ってくれること。これに尽きますね。今日も、午睡の時間に一人の女の子が、耳元で聞こえないくらいの小さな声で「あやせんせいが、いちばんスキやで」って囁いてくれたんです。もうめっちゃ嬉しくて私も小声で「ありがとう~!」って言って。(笑)

その子は2歳のとき、慣らし保育でずっと私が抱っこしていた子で。あんなに小さかった子が、自分の言葉で想いを伝えてくれるようになりました。子どもの成長を一番近くで見守らせてもらえるなんて、最高にいい仕事だと思いませんか?

もちろん責任は重いし、大変なこともあります。でも、中学生のときに感じた「楽しい!」というフィーリングは、今も全く変わっていませんね。

永年勤続表彰と、娘からの言葉

先日、ベルサンテさんが開催してくれた永年勤続者表彰式で、派遣スタッフ代表としてスピーチをさせていただきました。スピーチを終えて席に戻ると、一緒に来ていた娘が「ママ、かっこよかった!」と言ってくれました。それからしばらく、家でも定期的に「あの時のママかっこよかったな」って言ってくれるんです。

ライフステージに合わせて勤務時間を調整してもらい、育休も取らせてもらって。派遣という形を選んだからこそ、私は母としても、保育士としても、誇りを持って娘の前に立つことができているので ホントに感謝ですね。

苦労や挫折の中にいる先生へ

昔の私は、今の自分からは想像もできないくらい、本当に苦しくて。 “私、このままどうなるんやろう” って絶望を感じていた時期がありました。

でも今振り返って思うのは、やっぱり当時は、その園が世界のすべてだと思い込んでいたんですよね。そこがダメなら自分もダメ、みたいな。

だから、もし今しんどい思いをしている先生がいたら、一回休憩したって全然いいと思うんです。私も一度保育を離れましたけど、その時間があったからこそ、外から保育の素晴らしさを感じることができました。

私自身、そうやって少し視点をずらしてみることで、初めて見えてきたことがたくさんありました。保育士は、ずっと活かせる資格です。たとえ遠回りをしたとしても、それがいつか自分の “人間味” として活きてくる。そんな風に、寄り道した経験さえも自分の力に変えていけるのが、この仕事のいいところやなと思っています。

大切にしている言葉

「失敗なんてない!」

これまでを振り返ってみて、心からそう思います。その瞬間は「失敗した」「終わった」と思ったことも、それがなかったら今の私はここにいません。

ベルサンテの皆さん、家族、そして職場の先生方。たくさんの人が私を「よいしょ、よいしょ」と支えてくれたおかげで、今の私がいます。動いているうちは、どんな経験も失敗にはなりません。全部、自分の力になる。

そう信じて、これからも私は、子どもたちと全力で遊び、全力で笑える先生であり続けたいと思います。キャリアを積んでも、若手の先生に負けないくらい元気に動き回りますよ!(笑)

編集後記 fromあや先生担当の保育コンシェルジュより

あや先生、毎日お仕事お疲れ様です。 改めてインタビューを通じて、先生が歩んできた道や保育への想いに触れ、感動しました。

特に印象的だったのが「失敗なんて、ひとつもなかった」という言葉です。 11年という月日の中には、きっとここには書ききれないほどの葛藤があったはず。

それでも一度保育を離れた経験さえも「必要な寄り道だった」と笑って話せるあや先生は、誰よりも強くて優しい先生だなと改めて尊敬の気持ちでいっぱいになりました。

今年度から担当をさせていただき、お会いするたびに私の方が元気をいただいてばかりですが、あや先生が「住みよい」と思える環境を、これからも一緒に守っていけたら嬉しいです。

勤続10年、本当におめでとうございます!スピーチもとってもカッコよかったです! 次は15年、20年……。これからも、あや先生らしく、明るく、元気に、お仕事してくださいね。

こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

from matsumura

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インタビュー・構成 ・文 : noma
文 :  堀池恵美
写真 :あやぽむ

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