ベルサンテグループ

派遣の先生の声

派遣の先生インタビュー

のりこ先生

派遣保育士歴:10年
大阪府守口市 保育園勤務

#派遣からパートへ
#自分に素直に生きる
#こだわりを捨てる

これまでと今の働き方について教えてください

現在は、大阪府内の保育園で週3回、9時から17時までの固定時間で働いています。ちょうど3ヶ月前に、同じ園で「派遣」から「パート」に切り替わりました。

雇用形態が変わってからも、周りの先生方は変わらず優しくて、なんにも壁を感じることなく、有難い環境のなかで充実した毎日を過ごしています。今はクラス担任を持たない「フリー担当」として、園全体を動き回っています。平日に自分の時間をしっかり確保できるこの働き方が、今の私にはすごくフィットしているんですよね。

新卒で幼稚園に4年間勤めたあと、結婚を機に一度家庭に入って、しばらくは専業主婦として子育てに専念していました。子どもが少し大きくなってからまた現場に戻ってきたのですが、そこからいろんなご縁やタイミングに導かれるようにして、今のこの働き方にたどり着きました。

転職の理由は、まさかの「テニス」!? 

子育てを経て現場復帰した園では、保育調理の仕事が6年、保育補助として5年の合計11年働きました。そこは自分の子どもが通っていた園でもあったので、凄く思い入れがあったんです。

それだけ長く勤務したんですけど、そこを離れて、今の園に繋がる転職をしようと思った理由が、実は…「テニス」なんです(笑)。

私15年くらい前から、テニススクールに通っているんですよ。週に1回、みんなで集まってわいわい喋りながら身体を動かすのが、私にとって最高の息抜き!

でも、週5日勤務しているとなかなかテニスに参加できなくなってしまって…。私にとってその時間が日々のなかですっごく重要だったって気づいたんですよね。 

そんな時に、看病をしていた母が亡くなる前、私に「好きなことやっとりや〜」って言ってくれたんです。

自分らしく、毎日を過ごすために新しい環境を見つけて頑張ってみよう!って。そう思って一歩を踏み出したからこそ、今の働き方に出会うことができました。

おっとりな私を守ってくれた、初めての「派遣」 

とはいえ、「週3日、平日休みあり」の保育補助なんて、そう簡単に見つかるわけがないと思っていました。諦め半分でスマホを見ていた時に、たまたま見つけたのがベルサンテさんの求人だったんです。

画面には『週3日からOK』の文字。 「嘘やん、そんないい働き方あるの!?」と思いながらも登録してみたら、「ありますよ!」って、本当に今の園を紹介してくださって。もう、びっくりでしたね(笑)。

「派遣」という働き方は人生で初めてでしたけど、その手厚さにまた驚かされました。

直接園に応募したら、自分からは絶対に言い出せないような細かい勤務条件や希望を、すべて担当のnakashioyaさんが間に立って園に交渉して、調整してくれる。これがすごく助かりました。

あと私自身、結構おっとりしたタイプなので、チャキチャキと早口で進められると圧倒されてしまうのですが、nakashioyaさんはいつも私のペースに合わせて「何かあったら、いつでも言ってくださいね~」と柔らか~く寄り添ってくださる。

「万が一、何か困ったことがあっても、私にはベルサンテさんという頼れる存在がいる」 そう思えるだけで、安心感がありました。実際には園の居心地が良かったので、守ってもらわなきゃいけないトラブルなんて、一度も起きなかったんですけどね(笑)。

もし最初から、直接雇用で応募していたら…

「この園で、もっと深く腰を据えて、働きたい!」という気持ちが強まったのと、園のお考えも重なったことをきっかけに、直接雇用に切り替わりました。

派遣という働き方は、私にとって「本当に自分に合う園かどうか」を、現場に入ってじっくり確かめられる“お試し期間”のような役割だったなって感じています。もし最初から直接雇用で応募していたら、「人間関係は大丈夫かな」「週3日の希望がのちのち崩れたりしないかな」って、不安だったと思います。

直接雇用に切り替わる時も、nakashioyaさんが園との契約の引き継ぎをスムーズに進めてくれたので、私はただ安心して、大好きな園の先生になることができました。

私にとって一番理想とする形でひとつの園に定着できたのは、「ベルサンテの派遣保育士」として働けたからだと思っています。

「いつも明るいね」の裏にある、心の仕組み

周りから「のりこ先生っていつも明るいですね」と言っていただけることがあります。でも自分では、本当に何も考えていないだけなんです(笑)。

ただ、私の人間関係のバイブルになっている、大切な言葉があります。

 「苦手だなと思う人ほど、自分からたくさん喋りかけなさい」

これは昔、職場の先輩から教えてもらったんです。今でもできる限り実践しているんですけどやっぱり、自分から一歩踏み出すことで、「あ、そういう意味だったんだ!」とか「それなら理解できる」って、気づきは多いなって思います。

あとは、悩みや不安があっても「グ~って自分の中にため込まない」。

ありがたいことに同僚と食事にいったり、テニス仲間に話を聞いてもらったり周りの環境に助けてもらっていることも、明るい自分でいられる秘訣だと思うので、ほんと恵まれていますね。

「やっぱり、保育っていい」と思う瞬間は?

一時期、商業施設の中にある子どもの遊び場で働いていたことがあるんです。

そこはいわゆる「一見さん」の環境。時間まで楽しく遊んで、「あぁ楽しかったね、さようなら」で終わりです。もちろんそれも素敵なお仕事なんですけど、そこにいる子どもたちと深く関わったり、その後の成長をずっと見守ったりすることはできません。

でも、保育園は違います。

まだ言葉がたどたどしい乳児さん。最初は私の名前がうまく発音できなくて、ずーっと不思議な言い間違いのままで呼ばれていたりするんですよね(笑)。それが、日数を重ねていくうちに、ある日突然、呼べるようになる。そんな日常の、本当にちょっとした「できた!」とか「今日はなんて呼ばれるかな?」みたいなワクワクが毎日あるのは保育園ならではですね。

あとは行事も醍醐味の一つですね。

今年の運動会は役割的に正直、本番中は感動に浸る間もないくらい必死だったんですけど(笑)、「あ、みんな頑張ってる!よし、私は次これ!」って頭をフル回転させていました。でも、そうやって先生たち全員で力を合わせて、子どもたちの輝く舞台を支えられたことも、今思えばすごく贅沢な経験になったなって思っています。

キャリア10年、こだわりを捨てる

保育の経験も10年を超えた今、私がこれからのキャリアで一番心がけたいのは「昔のこだわりを極力捨てること」です。

「昔はこうやったのに」という頭は一回捨てて、今の保育に向き合う若い先生たちを見て、「なるほどな、素敵やな」って良いところをどんどん吸収していきたい。

そして何より、今の「フリーの補助」という立場だからこそできる保育を追求していきたいと思っています。

主担任の先生は、どうしてもクラス全体を前に進めないといけないから、一人ひとりをじっくり見るのが難しい瞬間があります。

例えば、みんなの輪から外れて、一人だけしゃがみ込んで、すっごく小っちゃいアリをじーっと見つめている子がいたら、「何考えてるのかな~」って一緒にしゃがみ込む。担任の先生が見きれない隙間をそっと埋めて、子どもたちが安心して過ごせる居場所になること。そんな風に子どもたちの世界に寄り添い続けていきたいですね。

大切にしている言葉

『一期一会』

保育の仕事って、毎年クラスが変わり、毎年新しい子どもたちや保護者の方との出会いがあります。「また来年ね」はなくて、その年齢の子どもたちと関われるのは、本当にその一瞬だけ。

私自身、自分が幼稚園に通っていた頃の記憶って、楽しかったことも、先生と笑い合ったことも、断片的にですけどちゃんと覚えているんですよね。

子どもたちが大きくなったときに、「あのとき楽しかったな~」って思える記憶を残せるように色んな出会いを大切にしていきたいです。

編集後記 fromのりこ先生担当の保育コンシェルジュより

のりこ先生、取材にご協力いただきありがとうございました。

初めてお会いした際にも「テニス」のお話が出たことを、今でも鮮明に覚えています。お仕事とプライベートのメリハリを大切に、生き生きと過ごされている姿がとても印象的でした。

記事の中で「園の居心地が良い」というお話がありましたが、それはのりこ先生が日々、周りの先生方へ細やかな心配りをされているからこそだと感じています。

また、記事中の「『なるほどな、素敵やな』って良いところをどんどん吸収していきたい」という言葉は、保育のお仕事をするうえでとても大切な価値観ですよね。そのような素敵なお気持ちでお仕事に向き合われているからこそ、居心地の良い環境が生まれるのだと思います。

実際に園へお伺いした際も、他の先生方と笑顔で接していらっしゃる様子をみて、このようなご縁を繋ぐことができたことを、私自身も嬉しく感じています。

これからも、子どもたちが安心して過ごせる素敵な居場所であり続ける、のりこ先生のご活躍を心より応援しています。

保育コンシェルジュnakashioya

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インタビュー・構成 ・文 : noma
文 :  堀池恵美
写真 :あやぽむ

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